1. Fily
  2. Beauty
  3. ドラッグストアで買える敏感肌向けクレンジングおすすめ16選!プチプラも紹介

ドラッグストアで買える敏感肌向けクレンジングおすすめ16選!プチプラも紹介

公開日

更新日

ドラッグストアで買える敏感肌向けクレンジングおすすめ16選!プチプラも紹介

今回は、ドラッグストアで購入できる、敏感肌の方におすすめのクレンジングをご紹介します。敏感肌の方には、低刺激成分でつくられたクレンジング剤がおすすめです。クレンジングの選び方も詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

敏感肌について

よく耳にする「敏感肌」は医学的な定義が存在しない肌質とされています。一般的に敏感肌は、かゆみやほてり、赤み、発疹、腫れ、痛みなどの症状が起こりやすい状態の肌を指します。敏感肌になる原因は人により異なり、アレルギーやホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが考えられます。敏感肌になってしまっている時は、肌への負担が少ない成分が配合されているクレンジング剤を使用するのがおすすめです。

肌質は季節や加齢、女性の場合は生理周期などによって変化します。その時々の自分の肌の状況を観察し、使用するアイテムなどを調整してみましょう。肌質に応じて、適切なクレンジングや化粧水などのスキンケアアイテムを使用することが重要となります。

ドラコスの定義

ドラコスとは、一般的にドラッグストア(薬局)で販売されているコスメのことを指します。ドラッグストアで販売されているコスメ(化粧品)は、デパコスと比較すると値段がお手頃であることが特徴的です。また、購入場所も多いため、手軽に入手することができる点もドラコスの利点の一つです。

ちなみに、プチプラとは「プチ(仏:petit)」「プライス(英語:price)」の略語で、値段が安いことを表す造語(和製英語)です。ドラコスの全てがプチプラというわけではなく、デパコスに並ぶくらい高額な商品もあります。

今回は、ドラッグストアで買える、敏感肌の方におすすめのクレンジングをピックアップしてみました。

敏感肌のクレンジングの選び方

敏感肌向けスキンケアブランド

敏感肌で悩んでいる方は、敏感肌に特化したブランドから商品を選ぶのも一つの手段です。

敏感肌の方でも安心して使用できるような成分でつくられており、皮膚科やクリニックなどの医療機関でも紹介されている商品も多いです。

有名な敏感肌向けのブランドには、dプログラムやキュレル、ミノン、NOV、アルージェなどがあります。また、一般のブランドの中に、敏感肌向けのスキンケアラインが用意されていることがあります。

これらのブランドは、アレルギーテストやパッチテスト、スティンギングテストなどのテストを実施している商品が多いです。ただし、すべての人にアレルギー反応が出ないというわけではありませんので、注意しましょう。

アレルギーテスト

正式名称はリピート・インサルト・パッチテスト法(パッチテスト)。化粧品が発売される前に実際に対象の人に試し、アレルギー症状が出るかどうかを判断する。「アレルギーテスト済み」や「パッチテスト済み」と書かれた化粧品は、高いレベルで安全性を確保できた化粧品のことを指す。


スティンギングテスト

化粧品の使用によって、刺激が少ないことを確認するためのテスト。「スティンギング(stinging)」とはピリピリ、ヒリヒリといった一過性の刺激感のことを指し、主に敏感肌を対象にテストを実施することが多い。「スティンギングテスト済み」と書かれた化粧品は、皮膚刺激を感じにくいことが確認されている。

デパコス(デパートや百貨店で販売されている化粧品)にも、敏感肌の方におすすめのクレンジングがあります。

メイクの濃さに合わせた洗浄力のものを

どんな肌質の人でもメイクをした日は、オイルやバームタイプなど洗浄力の高いクレンジングを使い、メイクをしっかり落とすことが重要です。メイク汚れが残っていると、それが肌荒れの原因になる場合もあります。

敏感肌の方は、肌負担が小さいといわれるミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを選びがちですが、洗浄力が低いもので長時間クレンジングしたり何度も擦るとかえって肌負担が大きくなってしまいます。メイクをした日は、洗浄力の高いオイルタイプやバームタイプのクレンジング剤で、あまり擦らず短時間でクレンジングを行いましょう。

薄いメイク(下地にフェイスパウダーのみ)の日は、クリームやミルクなどを使うとよいでしょう。肌負担を減らすには、メイクの濃淡でクレンジング剤を使い分けるのがベストです。

敏感肌の方はそもそも密着度の高いファンデーションなどでのメイクを避けるべきといえます。ファンデーションなどに配合されている成分が、敏感肌の原因となっている場合もあります。どうしてもメイクをする場合は、敏感肌向けブランドが販売している商品を使うのがよいでしょう。

低刺激成分

肌が敏感になっている場合、肌への刺激が少ない成分が配合されているクレンジングを選ぶことをおすすめします。

以下は、敏感肌の方が刺激を感じやすいといわれている成分の一例です。成分の良し悪しは一概には決められず、人によっては刺激を感じないこともあります。また、以下の成分以外で刺激を感じる場合もあります。

パラベン

ごくまれにかぶれなどの肌トラブルを起こす可能性がある


グリセリン

高濃度の場合、アクネ菌のエサとなり増殖する可能性がある


ラウリン酸

肌に残りやすく刺激になる可能性がある


アルコール(エタノール)

皮膚が乾燥したり刺激を感じる場合がある


プロテアーゼ、パパイン

敏感肌の刺激になる可能性がある


イソプロピルメチルフェノール、イオウ、レゾルシン

肌のバリア機能が低下して大人ニキビが悪化することがある


香料・着色料

ごくまれにかぶれたりシミになることがある


タンパク由来成分(コラーゲン 等)

アレルギーの原因となることがある

オーガニックコスメ

農薬や化学肥料を使用しないで栽培した植物をオーガニック(有機栽培)植物といい、オーガニック植物を使用して作られた化粧品を一般的に「オーガニックコスメ」といいます。

オーガニックコスメは、化学合成成分の配合率が低い(もしくはゼロ)商品のことで、化学合成成分によるアレルギー反応が出にくい点が最大のメリットです。全ての化学成分が悪いというわけではありませんが、ケミカルコスメで肌トラブルがある方は、オーガニックのクレンジングで解決する場合があります。

ハーブの成分などを配合し、肌本来の自然治癒力を高める目的で作られた商品もありますが、効果には個人差があります。

保湿成分

乾燥が原因で肌が敏感になっている場合は、保湿成分が配合されたクレンジングを使うことで、敏感症状が和らぐ場合があります。

代表的な保湿成分には下記があります。

  • グリセリン

  • セラミド

  • アミノ酸

  • ヒアルロン酸

  • コラーゲン

  • スクワラン

  • ホホバ油

  • ワセリン

  • レシチン

  • スフィンゴ脂質

グリセリンは優秀な保湿成分の一つですが、中には肌に合わない方もいます。グリセリンフリーのクレンジングに関しては、こちらの記事を参考にしてください。

ただし、クレンジング剤は洗い流してしまうもので肌に残りにくいので、クレンジング剤だけで肌を保湿するのではなく、クレンジング後の化粧水やクリームなどのスキンケアでしっかりと保湿を行う必要があります。

W洗顔不要のクレンジングがおすすめ

W洗顔(ダブル洗顔)とは、クレンジングの後に洗顔料でクレンジング剤の残りやその他の汚れを取り除くことです。W洗顔を行うことで、肌に必要なうるおい成分まで取り除いてしまったり、過度な摩擦により敏感症状が悪化する可能性があるため、敏感肌の方はW洗顔が不要なクレンジング剤を選ぶことをおすすめします。

例えば、オイルやバームなど洗浄力が高いクレンジング剤でかつダブル洗顔不要のものを使うと、洗顔の回数を減らすことができ、摩擦や皮脂の取りすぎを防ぐことができます。皮脂は肌を乾燥から守るために必要な成分であることを心に留めておきましょう。

拭き取りシートタイプのクレンジングは避ける

拭き取りタイプのクレンジングは、肌をこすることになり、摩擦が生じます。摩擦により肌がピリピリしたり、敏感肌の症状が悪化してしまうこともあります。そのため、敏感肌の方は拭き取りタイプのクレンジングは避けるべきです。

摩擦は肌負担が大きく様々な肌トラブルの原因となるため、拭き取りタイプは、肌質に関係なく使用をさける方が良いといえます。そのため、日常使いは極力避け、どうしても洗面台でクレンジングができない場合のみ使用しましょう。

【オイル】敏感肌向けドラコスクレンジング

dプログラム|エッセンスイン クレンジングオイル

dプログラムは、資生堂の敏感肌用ブランドで、全国のドラッグストアやバラエティショップで展開をしています。

この商品は、低刺激設計のクレンジングオイルです。擦らなくても美容オイルが肌に広がり、濃いメイクや肌荒れの原因となる花粉・ちり・ほこりまで取り除き、潤いを守りながらすっきりと洗い上げます。
乾いた状態でメイクに馴染ませ、水かぬるま湯で丁寧に洗い流すようにして使用します。
医薬部外品で、有効成分グリチルレチン酸ステアリルの抗炎症作用によって、ニキビ・肌荒れを防ぎます。

パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み*、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み**、スティンギングテスト済み**、ニキビのもとになりにくい処方***です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にアレルギーや皮ふ刺激がおきないわけではありません。
***全ての方にニキビができないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、「dプログラムエッセンスインクレンジングフォーム」がおすすめです。

MUJI|オイルクレンジング・敏感肌用

無印良品は、1980年に誕生した生活雑貨や衣類、日用品、化粧品など幅広く取り扱う日本のブランドです。「しるしの無い良い品」が由来となっていて、素材の選択や包装の簡略化にこだわった質の良い品を提供しています。

この商品は、年齢・性別を問わずに使える肌にやさしい低刺激性のシリーズのオイルクレンジングです。オリーブ油をメインに、オイル成分の100%を植物性で仕上げています。うるおい成分のグレープフルーツ種子エキスと肌保護成分のスベリヒユエキスを配合しているため、肌を乾燥から守りうるおいのある健やかな肌へと導きます。ミネラル分の含有量が少ない、岩手県釜石・大峰山の天然水を使用しています。

鉱物油フリー、パラベンフリー、アルコールフリー、香料フリー、着色料フリーで、アレルギーテスト済み*の商品です。
*すべての方にアレルギーが起きないわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

同シリーズには、デリケートな肌にやさしいホイップ状の低刺激洗顔料「泡洗顔フォーム・敏感肌用」や化粧水、乳液などもあります。

カウブランド|カウブランド 無添加メイク落としオイル

カウブランドは、牛のマークの牛乳石鹸で知られている牛乳石鹸供進社株式会社が展開するブランドです。
「無添加フェイスケア」をブランドのコンセプトとし、アレルギーの原因となりうる着色料や香料、防腐剤などをカットするだけでなく、低刺激の素材を厳選して使用しています。

この商品は、カウブランド無添加フェイスケアシリーズのクレンジングオイルです。植物性のメイク落とし成分を配合した肌への刺激が少ない低刺激処方で、軽くなじませるだけでメイク汚れを素早く浮き上がらせ、お肌に余分な負担をかけずにしっかり汚れを落とすことができます。また、肌にあるセラミドと同じ構造をした、保湿力の高い天然由来のセラミドを配合しているため、乾燥でデリケートになりがちな肌のうるおいを守ってくれます。

着色料フリー、香料フリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、アルコールフリーでアレルギーテスト済み*商品です。
*すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用することができます。


クレンジング後の洗顔には同シリーズの「カウブランド 無添加泡の洗顔料」がおすすめです。

【バーム】敏感肌向けドラコスクレンジング

CLAYGE|クレンジングバームモイスト

CLAYGE(クレージュ)は、株式会社多田が展開する日本のスキンケア&ヘアケアブランドです。「どんな時も美しく」を目指し、品質にこだわった美容製品を提供しています。

この商品は、ナチュレルクレイの配合により、毛穴に詰まった汚れ吸着除去することができるクレンジングバームです。クレイには美肌づくりにはかかせないミネラルが豊富に含まれており、うるおいを与えてなめらかな肌へ導く効果があります。また、ビタミンC誘導体やコラーゲン、ヒアルロン酸、米ヌカエキス、シアバターなど高い保湿力のある成分も配合されているため、肌の乾燥を防ぎキメを整えます。

パラベンフリー、アルコールフリー、シリコンフリー、紫外線吸収剤フリー、鉱物油フリー、合成着色料フリーで、パッチテスト済み*の商品です。
*全ての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

マツエク対応、W洗顔不要です。

同ブランドには他に2種類のクレンジングバームがあります。くすみケアには「クレンジングバームクリア」、毛穴の黒ずみ除去には「クレンジングバーム ブラック」がおすすめです。

ルルルン|クレンジングバーム RICH MOIST

ルルルンは、日本のスキンケアブランドです。毎日を「ルルルン」と明るくご機嫌な気持ちに導くことをコンセプトに、フェイスマスクブランドとして誕生しました。2020年にルルルン初の化粧水を販売したことを機に、トータルスキンケアブランドとして製品の幅を広げています。

この商品は、メイクはもちろん古い角質もやさしく落とし、なめらかな肌へ導くことができるクレンジングバームです。洗浄成分に流紋岩末(火山土)が配合されており、キメ細やかな吸着成分が、古い角質を優しく落としてくれます。また、肌を健やかに保ちツヤを与えるビタミンC誘導体や、くすみやごわつきの原因となる古い角質や汚れをリセットすることをサポートするビオクリーンエキス(ビオフラボノイド、アロエベラ葉エキス)が配合されています。さらに、うるおいの膜を形成するホホバオイルやアルニカ花エキスも配合されているので、しっとりとした洗い上がりです。

合成着色料フリー、鉱物油フリー、アルコールフリーで、パッチテスト済み*の商品です。
*すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可です。

毛穴の黒ずみが気になる方には、同ブランドの「クレンジングバーム CLEAR BLACK」がおすすめです。また、クレンジング後のスキンケアには、同ブランドの化粧水や保湿クリームを使用しましょう。

マツキヨ|matsukiyo クレンジングバーム

マツキヨは、ドラックストアチェーンの日本大手企業であるマツモトキヨシのプライベートブランドです。品質のこだわりだけでなく、オシャレなデザインなどお客様が求める情緒的なベネフィットやマツモトキヨシらしい斬新さを付加した新ブランドとして誕生しました。

この商品は、肌の上でするっと溶けてあっという間にメイクや毛穴につまった汚れや余分な皮脂を肌に負担をかけることなく落とすことができるクレンジングバームです。保湿成分である米発酵液と酒粕エキスが配合されており、肌の乾燥を防ぐことができるだけではなくバリア機能をサポートしてくれます。また、4種のセラミド(セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン)の配合により、角層水分量を保持することができるので肌を柔らかく保つことができます。クレンジングだけではなく、洗顔や角質ケア、毛穴ケア、マッサージができる5in1です。天然オーガニックのオレンジとゼラニウムの精油を使用しています。

石油系界面活性剤フリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、アルコールフリー、合成香料フリー、合成着色料フリーの商品です。

W洗顔不要、濡れた手で使用不可です。

W洗顔不要ですが、洗い上がりの油膜感が気になる場合は、洗顔料との併用をおすすめします。洗顔料には、同ブランドの「matsukiyo うるおい 泡洗顔」がおすすめです。

【ジェル】敏感肌向けドラコスクレンジング

キュレル|潤浸保湿 ジェルメイク落とし

キュレルは、花王株式会社が展開する乾燥性敏感肌のためのスキンケアブランドです。花王の皮膚科学を駆使して開発した「セラミド機能成分」の配合により、洗浄から保湿まで一貫して乾燥性敏感肌のセラミド不足を補い潤いを与えるだけではなく、やさしい使い心地にもこだわったスキンケアを製品化しています。

この商品は、弱酸性で肌の必須成分「セラミド」を守りながら、落ちにくい毛穴の奥のファンデーションや日焼け止めをこすらずしっかり落とすことができるジェルタイプメイク落とし(医薬部外品)です。消炎効果のある有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合しているため、肌あれを防ぐ効果も期待できます。

香料フリー、着色料フリー、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)で、アレルギーテスト済み*、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

W洗顔が必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、「キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料」がおすすめです。泡で出てくるタイプなので、泡立てる手間が省けます。

アルージェ|モイスト クレンジング ミルクジェル

Arouge(アルージェ)は、全薬工業株式会社が製薬会社として長年培ってきたテクノロジーのすべてを注ぎ込んで誕生したスキンケアブランドです。敏感肌で悩む方に寄り添い、健やかな肌に導くスキンケア商品を提供しています。

この商品は、肌への摩擦を抑えながらメイクをすばやく浮き上がらせ、しっかりメイクを落とすことができるミルクジェルタイプのクレンジング(医薬部外品)です。肌荒れを防ぐ有効成分のグリチルリチン酸2Kとε-アミノカプロン酸が配合されています。また、ナノ化天然セラミド(ビオセラミド)、カンゾウ葉エキス、トリメチルグリシンの角層の保湿因子に着目した3種の保湿成分の配合により、肌に潤いを残します。

鉱物油フリー、表示指定成分フリー*、アルコール(エチルアルコール)フリー、パラベンフリー、香料フリー、着色料フリーの商品です。敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み*、アレルギーテスト済み*です。
*医薬部外品においてまれにアレルギーなど皮膚障害を起こす可能性があり、厚生労働省が表示を義務付けた成分(表示指定成分ではないからといって皮膚障害が生じないわけではありません。)
**全ての方に刺激、アレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同ブランドのモイスチャークリアソープ(洗顔石鹸)または、モイスチャーフォーム(洗顔フォーム)がおすすめです。

2e(ドゥーエ)|ドゥーエ クレンジングジェル

2e(ドゥーエ)は、資生堂が展開する低刺激系スキンケアブランドです。資生堂の50年以上にわたる敏感皮膚研究に基づいて開発された低刺激性と機能性をもつスキンケアを提供しています。

この商品は、肌にみずみずしくのびるテクスチャーで、メイクや日焼け止めなどをすっきり落とすことができる厳選原料を使用した弱酸性・低刺激処方のクレンジングジェルです。肌に必要なうるおいは残し、洗い上がりの肌はしっとりした感触です。

パラベンフリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー、香料フリー、着色料フリーで敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み*、アレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方に皮膚刺激、アレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同ブランドのドューエ 洗顔ムースがおすすめです。

【クリーム】敏感肌向けドラコスクレンジング

ミノン|モイストミルキィクレンジング

ミノンは第一三共ヘルスケア株式会社から1973年に誕生したスキンケアブランドです。化粧品アレルギーによる肌トラブルをなくしたいという思いから、アレルギーの原因となる物質を極力カット(Nonallergy)・低刺激性(Nontoxic)・弱酸性(Nonalcalin)という3つの「Non」にこだわった製品を開発していることに由来して「ミノン」と名付けられています。

この商品は、敏感肌・乾燥肌向けのラインのクレンジングクリームです。敏感肌に悩む方のために保湿はもちろんのこと、肌の美しさも追求した弱酸性の肌あたりの優しいクリームで、落ちにくいメイクも肌に負担をかけることなくスムーズに落とすことができます。肌を外部刺激から守る9種のアミノ酸(セリン・ロイシン・グリシンなど)に加えて、リシンHCℓとカルノシン(アミノ酸誘導体)の2種類の清透アミノ酸の配合により、肌をうるおいで満たしすこやかな肌へ導きます。

着色料フリー、香料フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、パラベンフリー、紫外線吸収剤フリーで、アレルギーテスト*、パッチテスト*、スティンキングテスト*、敏感肌の方による連用テスト済み*の商品です。
*全ての方に皮膚刺激やアレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同シリーズのジェントルウォッシュホイップ(泡洗顔料)またはモイストクリーミィウォッシュ(ペースト状洗顔料)がおすすめです。

NOV|ノブ Ⅱ クレンジングクリーム

NOV(ノブ)は、1985年に誕生した、敏感肌のためのスキンケアブランドです。臨床皮膚医学に基づき、皮膚の専門家から最新の知見を収集し、安全性の高いスキンケアの開発・販売しています。スキンケアラインだけでなく、ボディケアやヘアケア、メイクアップ、赤ちゃんのためのスキンケアラインもあります。

この商品は、配合成分を厳選し原料の精製度にもこだわった処方で、とても敏感なお肌をさまざまな刺激から守るスキンケアシリーズ「ノブⅡ」のクレンジングクリームです。たっぷりと水分を含んだ乳液のような優しいテクスチャーで、肌あれしやすくかさつきやすい敏感肌のうるおいを保ちながらメイクを落とします。エモリエント成分にスクワランを配合しているため、肌表面にうるおいを閉じこめ乾燥を防いでくれます。

香料フリー、着色料フリーで、パッチテスト済み*、アレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方に皮膚刺激、アレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同ラインの「ノブ Ⅱ ウォッシングクリーム」がおすすめです。

ドクターシーラボ|エンリッチリフト クレンジングクリームEX

ドクターシーラボは、1995年に皮膚科医によって開発されたドクターズコスメです。

この商品は、ハリ肌に特化したシリーズ「エンリッチリフト」のクリームクレンジングです。ツバキ種子油やマカデミア種子油など7種の植物オイルと美容液成分を配合している濃厚なクリームが、肌の上で乳液状に変化し、メイクや皮脂などの汚れを浮かせてしっかり落とします。ドクターシーラボ独自の美容液成分である金のコラーゲンEX(金、白金、加水分解コラーゲン、加水分解エラスチンなど)や、α-リポ酸(チオクト酸)、コエンザイムQ10(ユビキノン)の働きにより、肌にハリを与えます。さらに、保湿成分としてセラミドが配合されているので、みずみずしい肌へ導きます。

鉱物油フリー、パラベンフリー、香料フリー、着色料フリーでアレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同シリーズの「エンリッチリフト ウォッシングフォームEX」がおすすめです。

【ミルク】敏感肌向けドラコスクレンジング

アベンヌ|ジェントル クレンジングミルク n

アベンヌは、南フランスにあるアベンヌ村に湧き出る温泉水を配合したすべての肌タイプの人に使えるスキンケア、ボディケア製品を取り扱うフランスのスキンケアブランドです。アベンヌのすべての製品に配合されている「アベンヌ温泉水」は、多種多様なミネラルとその水質にしか見られない天然の活性成分を含んでおり、肌を健やかに導く重要な役割を担います。

この商品は、アベンヌ温泉水を配合したミルクタイプのメイク落としです。なめらかな感触で広がり、肌に負担をかけることなく優しくメイクを落とすことができます。アベンヌ温泉水に含まれる非病原性の細菌(アクアドロミアエ)が、皮膚の免疫などに有効に働き肌を健やかに整えます。さらに、アベンヌ温泉水のミネラルバランスの効果で、皮膚のターンオーバーを正常化し、キメの整った肌へ導きます。

アレルゲンとなり得る香料フリー(EUにて認証済みの成分のみ使用しています)で、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニック*の商品です。
*全ての方にアレルギーや皮膚刺激がおきない、またニキビができないというわけではありません。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。肌になじませた後は、ふきとりも洗い流しもできる2Wayタイプです。

クレンジング後は、同ブランドの洗顔料「スキンバランスフォーム SS n」がおすすめです。

ママバター|クレンジングミルク

MAMA BUTTER(ママバター)は、日本人のために作られた国産オーガニックブランドです。余分なものは配合せず、シンプルな処方と安全にこだわり、フェイスやボディの乾燥が気になるすべての部位に、そして大人から赤ちゃんまで使用することができる製品を開発・販売しています。全製品共通で、保湿や浸透に優れた、高品質の天然由来保湿成分シアバターをメインで配合しています。

この商品は、シンプルステップで時短ケアを叶えるフェイスケア&メイクアップライン「BEAUTY」の、肌に優しくなじんで汚れを落とすクレンジングミルクです。天然由来83%を配合しています。乾燥し敏感に傾いた肌にもなじみやすく、角質層を整えながら、しっかりと保湿してくれる天然由来保湿成分オーガニックシアバターや、カミツレ花エキスやタチジャコウソウ花・茎・葉エキスなどの12種のオーガニック植物原料配合で、透明感に満ちた素肌に洗い上げます。

シリコンフリー、パラベンフリー、エタノールフリー、鉱物油フリー、動物性原料フリー、石油系界面活性剤フリー、合成香料フリー、合成着色料フリー、で動物実験を行っていない商品です。

W洗顔不要、濡れた手で使用不可です。

朝の洗顔には、同ラインの洗顔料「フェイスウォッシュ」が、クレンジング・洗顔後のスキンケアには、化粧水と乳液が1本になった「フェイスローション」がおすすめです。

AdryS|アドライズ アクティブクレンジングミルク

AdryS(アドライズ)は、日本の製薬会社である大正製薬が展開するスキンケアブランドです。女性たちを乾燥肌の悩みから解放したいという思いから、20年前から着目していたヘパリン類似物質による「保湿」と、プラセンタエキスによる「美白」のWの効果を磨き上げて完成させた製品を提供しています。

この商品は、アドライズが肌のターンオーバーのメカニズムから着想を得て開発した洗浄シリーズのクレンジングミルクです。古い角質がより自然に落ちるよう一時的に肌を弱アルカリ性側に近づけ、スッキリと洗い上げ、次に使うローションなどの保湿アイテムが浸透しやすい状態へと導きます。配合されているスクワランはベタつきが少なく使用感がとてもいいのが特徴で、皮膚刺激もほとんどないすぐれたエモリエント効果を発揮します。また、肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸2やε-アミノカプロンも配合されています。

界面系活性剤フリー、エタノールフリー、香料フリー、合成着色料フリーの商品です。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。

クレンジング後の洗顔には、同ブランドの「アドライズ アクティブフェイスウォッシュ」がおすすめです。

【ポイントメイク】敏感肌向けドラコスクレンジング

ラ ロッシュ ポゼ|レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバー

ラロッシュポゼはフランスのスキンケアブランドです。敏感肌のために皮膚科医の協力を得て商品が開発され、現在では世界で約9万人以上の皮膚科医がラロッシュポゼの商品を採用しています。

この商品は、敏感な目元や口元に使えるクレンジング剤です。目元の黒ずみの原因となるアイメイクの汚れを落とします。パラベンフリーで皮膚科学的テスト済み*です。
(*全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません)の商品です。

お顔全体のクレンジングには、同ブランドの「クレンジングウォーター」がおすすめです。ただし、コットンでのふき取り時は、過度な摩擦に注意し、やさしく拭き取るようにメイクを落としましょう。

敏感肌向けクレンジングに関するQ&A

敏感肌向けの正しいクレンジング方法

クレンジングを行う際に、最低限注意すべきポイントは下記の通りです。

  • 清潔な手でクレンジングをする

  • 摩擦は厳禁

  • 洗いすぎも厳禁

  • 必ずぬるま湯で洗い流す

手には目に見えない細菌が付着しています。それらの菌が敏感症状を悪化させてしまう恐れがありますので、クレンジング前は手をしっかりと洗いましょう。洗った後はタオルなどで水けをとることも重要なポイントです。

クレンジング時や、クレンジング後のタオルでの拭き取り時に、肌を強くこすることは避けましょう。摩擦によりさらに肌のキメが乱れたり、バリア機能が低下してしまいます。

また、洗いすぎることにより、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいますので、クレンジング剤を顔にのせる時間は、どんなに長くても1分程度に抑えましょう。1分以上経過してもメイクが落ちない場合は、メイクの濃さに対して洗浄力が足りていないことが考えられるため、クレンジング剤やメイクの見直しが必要です。

さらに、クレンジング剤を洗い流す時のお湯の温度にも注意が必要です。お湯の温度が熱すぎると、肌に必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまいます。ほんのり温かいと感じる30〜34度前後が最適といわれています。

敏感肌にはクレンジングオイルは向かない?

クレンジング剤には様々な種類がありますが、その中でもクレンジングオイルは洗浄力が高いため、敏感肌には向かないという意見があります。確かに、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合がありますが、クレンジングオイルが一概に敏感肌の方に不向きとはいえません。

クレンジングオイルに含まれる油性成分には様々な種類があります。洗浄力が高いながらも肌負担の小さい「油脂系オイル」は、敏感肌の方におすすめできます。

また、肌負担が小さいミルクタイプなどはその分洗浄力も低いので、長時間クレンジングする傾向にあります。肌負担が小さいクレンジング剤でも肌に置く時間が長いと、肌負担が大きくても短時間で済むクレンジングよりも、肌への負担が結果的に大きくなる場合があります。

オーガニックは肌にやさしい?

  • オーガニックコスメだから(だけが)安全、安心

  • オーガニックだから肌にも環境にもやさしい

と考えている人が多いですが、一概にそうとはいえません。

有機栽培された植物の中には、天敵である微生物などから身を守るために植物毒を放つものがあり、その毒性が肌荒れやかぶれなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。自然の成分の中にはまだ研究が進んでいないものも多く存在するのも事実です。また、有機栽培された植物だけを使用したコスメは、品質にばらつきも出ます。人によっては、オーガニックコスメで肌荒れしたり、アレルギー反応が出ることもありますので、自分に合った商品を見つけ使用することが大切です。

スキンケア以外で敏感肌を改善する方法は?

敏感肌を改善しようと、スキンケアをやりすぎるのはかえって逆効果になることもあります。長時間のフェイシャルスチーマーや角質ケアのやりすぎ、拭き取りなどの摩擦が生じるケアなどは、敏感症状を悪化させるばかりではなく、シミなどの肌トラブルに繋がる可能性もあります。

栄養バランスが偏った食事では、保湿成分がうまく作られないため、日頃の食生活の見直しも大切です。

また、空気の乾燥(低湿度)にも注意が必要です。冷暖房を使用する夏や冬は、空気が乾燥しがちです。加湿器の使用など適度な加湿を行うことをおすすめします。

朝もクレンジングは必要?

メイクをしていないという点と、外の汚れがつかないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、脂性肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいでしょう。

クレンジングのベストタイミングはいつ?

クレンジングを行うタイミングは、お風呂に入る前、もしくは、入ってすぐです。

お風呂のお湯の温度でのクレンジングは、肌に必要な成分まで落としてしまうため、お風呂入る直前に洗面所でクレンジングを行うのがベストです。お湯の温度はぬるま湯(ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度)が最適です。

肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態ともいわれています。バリア機能が低下すると、肌のうるおいが逃げやすいと考えられているため、お風呂でクレンジングを行う場合は、入ってすぐにクレンジングを行うことを推奨します。

クレンジングオイルなど、水分を含んだ状態で使用すると洗浄力が低下するクレンジング剤を使用する際は、顔や手の水分をタオルでしっかり拭き取ってからクレンジングを行いましょう。

落ちづらいアイメイクを綺麗にするコツは?

クレンジングを行う前にポイントメイクリムーバーを使うのがおすすめです。少ない肌負担でしっかりと落とすことができ、色素沈着を防ぐこともできます。

コットンに液体を染み込ませて使用するリキッドタイプと、クレンジング剤がシートに染み込んでいるシートタイプがあります。
いずれのタイプも目元や口元に10秒前後押し当て、強い力でこすったりせずやさしく拭き取ります。

日焼け止めを塗っただけでもクレンジングは必要?

日焼け止めは主に水ベースとシリコーンベースの2タイプに分けることができます。水ベースの日焼け止めは落としやすいためクレンジングは必須ではありませんが、シリコーンベースの日焼け止めは落としづらいため、クレンジングで丁寧に洗い流すことをおすすめします。使用前に日焼け止めをよく振るタイプがシリコーンベースです。

また、日焼け止めは天気に関わらず365日塗ることを推奨します。紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となるためです。室内にも紫外線は入ってきますので、外出しない日でも日焼け止めを塗るように心がけましょう。

クレンジングで美白やエイジングケア対策はできる?

クレンジング剤に、美白やエイジングケア対策の成分が配合されているものがありますが、クレンジング剤は洗い流すものなので、これらの成分が肌に残ることはほとんどありません。クレンジングはメイクの汚れを落とすために行うものです。クレンジングのみで美白やエイジングケア対策は、美容液や化粧水などで取り入れましょう。

参考文献

  • かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス

  • 上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA

  • 永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店

  • すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル

  • 小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版