1. Fily
  2. Beauty
  3. ポーラ B.Aのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方を解説

ポーラ B.Aのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方を解説

公開日

更新日

ポーラ B.Aのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方を解説

数あるデパコスの中でも高級ブランドといわれるPOLA(ポーラ)のB.Aのクレンジングクリームを実際に購入し、レビューしてみました。1万円を超える高級クレンジングの使用感を詳しく解説していますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

B.Aについて

B.Aは、1985年に誕生したPOLA(ポーラ)の最高峰スキンケアブランドです。肌の中で生きる細胞のひとつひとつの力を最大限に引き出してこそ生まれる真の美しさがあるという「バイオアクティブ理論」を提唱し、「Bio」と「Active」の頭文字をとってB.Aと名付けられています。

B.Aは、リニューアルするごとにその時代のポーラの最先端研究と技術に基づく理論を提唱し続けており、現在の第6世代では、生き方や後天的に自らが作り出す力こそが、真の美しさを拡張させると考える「エピ・ハリネットワーク理論」で、生命感あふれるハリ肌を目指すブランドへと進化しています。

遺伝子が後天的に変わる仕組みである「エピゲノム」に着目し、これまで「がらくた」と考えられていた98%ものDNAの中から、遺伝子スイッチを後天的にONにする細胞を業界で初めて発見し、その細胞に働きかけることでエイジレスな状態*を目指す製品を提供しています。
*細胞が若々しい状態を継続していることを、ポーラでは「エイジレスな状態」と呼びます。

B.Aの製品は、数々のビューティーアワードで名を連ね、使用感や効果が高く評価されています。人気アイテムには、クレンジングクリームの他にも、ハリ肌へ導く化粧水「B.A ローション N」やフェイスクリームの「ライトセレクター」などがあります。

B.Aのクレンジングクリームについて

商品説明

この商品は、独自の乳化技術B.A「エピ・モイストホルダー」を採用したクレンジングクリームです。エピ・モイストホルダーは、メーク汚れを含んだオイルを抱え込み、ポーラの従来品よりも水でさらっと流れるのが特徴です。オイルを肌に残さずに保湿膜を均一に残すことができ、みずみずしくなめらかな肌表面に整えてくれます。濃厚なクリームが、肌の上で上質オイルがとろけだすようなテクスチャーに変化して、すっきりと汚れを落とし、汚れや古い角層によるくすみをケアします。シプレフローラル調(地中海のキプロス島にインスパイアされて誕生した、シトラス系とフローラル系などが重なった香り)をベースにした華やかで安らぐ香りです。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

全成分の解説

パルミチン酸エチルヘキシル

高級脂肪酸と高級アルコールを結合させた液状のエステル油です。さらっとしたテクスチャーで、安全性や安定性に優れた油性成分(エモリエント成分)です。


ミネラルオイル

石油を精製して得られる無色透明の液体です。肌から水分蒸発を抑える効果に優れています。ほとんどの人にとって肌トラブルの原因にならない安全性の高い成分です。


化粧品に最も多く配合されている成分です。化粧品に配合される水は、精製された水が使用されます。


テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル

比重が水に近いため、油が浮きにくく乳化物にしやすいエステル油です。科学的にも微生物学的にも安定で油性感が少ない油剤であり、顔料を油の中へ均一に分散させる働きに優れています。


水添ポリイソブテン

イソブチレンの重合体を水添して得られた液状の炭化水素です。高重合シリコーンを溶かす溶媒として使用されています。


BG

BGは、化学名「1.3-ブチレングリコール」の頭文字です。多価アルコールに分類されるやや粘性のある透明な液体で、アセトアルデヒドから合成されるものがほとんどですが、植物油脂を原料として合成されるものもあります。水分を保持する働きがあり、製品の保存性を高める効果にも優れています。


水添ポリ(C6-14オレフィン)

炭素数6〜14のオレフィンの重合体に水素添加した成分です。安全性が高く、保湿剤や肌のコンディショニング剤として配合されます。


グリセリン

無色透明の液体で、水分を吸収する性質がある水溶性保湿成分です。吸水性が高く非常に優れた保湿作用を持っている他、肌へのなじみを良くしたり、感触の調整としても頻繁に使用されます。


イソドデカン

液状の炭化水素で、蒸発しやすい性質で残留感がないのが特徴です。油っぽい感触が好まれない製品に使われます。


マイクロクリスタリンワックス

ワセリンから固体成分を分離して精製された固形状オイルです。高分子量の炭化水素が主成分で、白色〜淡黄色の微結晶からできています。多くのオイル成分に溶けやすく、増粘剤や固形化剤として配合されています。


テトラオレイン酸ポリグリセリル-2

オレイン酸とジグリセリンのテトラエステルです。皮膚コンディショニング剤や乳化剤として配合されます。


ヒアルロン酸Na

ニワトリのトサカから、タンパク質分解酵素で加水分解したり、弱アルカリで抽出して得られる白色の粉末です。多量の水分を保持することができ、その性質から強力な保湿成分として配合されています。乾燥から肌を守り、キメの整った肌を維持することができます。


ダイズ油

マメ科植物のダイズの種子から得られる油脂系オイルです。リノール酸やオレイン酸を主とした脂肪酸組成で、酸化しやすい成分です。肌へのなじみが良く、肌をやわらかくする効果にも優れているといわれています。


レンゲソウエキス

マメ科植物レンゲソウの全草から抽出されたエキスです。タンニンや糖類を含んでおり、保湿効果や穏やかな収れん効果があります。


マヨラナ葉エキス

シソ科植物マヨラナの葉から得られるエキスです。フラボノール(タンニン)やフラボンを含みます。表皮ヒアルロン酸産生促進による保湿作用や、抗炎症作用があり、肌荒れ改善の効果も期待できます。


ニンジン根エキス

ニンジンの根から抽出されたエキスです。オレンジ色でわずかに特異臭があります。サポニン(ジンセノサイド)などを含み皮膚代謝促進作用や血行促進作用、美肌作用、整肌作用などがあります。


サーファクチンNa

アミノ酸と脂肪酸からなる環状ペプチドで、枯草菌の発酵によって得られる天然の界面活性剤です。皮膚刺激が少なく安全性の高い成分です。乳化安定剤として配合されています。


(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー

PEG-240、デシルテトラデセス-20及びヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の共重合体です。ゲル化剤としての働きがあります。また、ゲル化の過程でシワを伸ばす効果も期待できます。


エチルヘキシルグリセリン

保湿作用のある成分です。また、抗菌作用もあり、製品の保存性を高める効果にも優れています。


セタノール

高級アルコール類の一種です。クリームの硬さや伸び具合を調整することができる他、乳化安定作用にも優れています。


ジエチルヘキサン酸グリコール

2-エチルヘキサン酸とエチレングリコールのジエステルです。水分の蒸散を抑制する作用があり、増粘剤としても配合されます。


ステアリン酸

高級脂肪酸の一種です。水酸化Naや水酸化Kなどの強アルカリ性の成分と一緒に配合すると、中和反応が起きて高級脂肪酸アルカリ金属塩(石けん)ができます。


PEG-32、PEG-6

ポリエチレングリコールの頭文字をとった表示名称です。水に溶かすと保湿効果とともに化粧品にハリ感やとろみをつけることができます。


エタノール

無色透明で蒸発しやすい液体で、穀類などのデンプンを発酵させて作ったり、科学的に合成して作られています。肌の引き締め作用がある他、様々な成分の融解を助ける作用、防腐作用があります。植物エキスを抽出する抽出溶媒としても使われます。


クエン酸

柑橘系の果実に含まれる有機酸です。pH調整剤やキレート剤として配合される成分です。


テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル

比重が水に近いため、油が浮きにくく乳化物にしやすいエステル油です。顔料を油の中へ均一に分散させる働きに非常に優れています。


尿素

尿素は、天然保湿因子(NMF)の構成成分の一つとして皮膚の水分保持機能を果たします。また、細胞賦活作用もあり、厚く硬くなった角質を滑らかにさせる効果も期待できます。


ポリソルベート80

油性成分の高級脂肪酸に、水溶性のソルビタン、水溶性成分のポリエチレングリコールをつなぎ合わせた非界面活性剤です。乳化剤として配合されています。


水酸化K

代表的なアルカリ成分です。ステアリン酸やラウリン酸などの高級脂肪酸と混ぜて中和反応が起こると、石けんが合成します。


オレイン酸ソルビタン

油性成分の高級脂肪酸と糖類の一種で、水性成分のソルビタンをつなぎ合わせた非イオン界面活性です。乳化剤として配合されています。


(C12-20)アルキルグルコシド

炭素数12~20のアルコールとグルコースを結合した成分です。乳化剤として配合されています。


(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー

アクリル酸とアクリロイルジメチルタウリン酸のナトリウム塩からなる共重合体です。製品に粘性を付与する作用がある他、乳化を安定させる働きがあります。


イソヘキサデカン

流動性の高い液状の油です。ベタつきのない滑らかな感触をもち、他のオイル成分を溶かす能力が高いです。


ペンテト酸5Na

キレート剤の性質がある成分です。金属イオンによって性能が低下したり、品質が低下してしまうことを防ぎます。


エチルパラベン

パラベンの一種です。製品の品質を守るための防腐剤として広く用いられる、無色または白色の結晶性粉末です。


香料

香りをつけるために配合される成分です。複数の香料を配合している場合でも、「香料」としてまとめて表示することができます。

使い方

  1. 乾いた手に適量(さくらんぼ1個程度)とる。
  2. 顔全体になじませる。
  3. 洗い流す。

まず、乾いた手に適量(さくらんぼ1個程度)をとり、皮脂分泌の多いTゾーンから優しくなじませていきます。その後、顔全体へ円を描くようになじませていき、顔全体になじんだら、水またはぬるま湯で洗い流します。ポイントメイクが落ちにくい場合は、コットンに少量とり先にポイントメイクを落とすか、別途ポイントメークアップリムーバーをご使用ください。おすすめのポイントメイクリムーバーは、この記事の後半でご紹介しています。

B.A クレンジングクリームの口コミまとめ

大手通販サイトや口コミサイト、SNSに投稿されている口コミをまとめています。よい口コミだけではなく悪い口コミも包み隠さずお伝えします。

高評価の口コミ

  • しっかりと保湿されるので洗い上がりはつっぱらず、しっとりする。

  • クリームの伸びがよく、しっかりなじむので肌に負担をかけずにメイクが落とせる。

  • 美容液のような使い心地が良い。

  • 肌がもちもちになった。

  • 香りが好き。

【総評】

しっかりと汚れは落ちるのに、つっぱらずしっとりするという高評価が多くありました。オイルを肌に残さずに保湿膜を均一に残すことができるので、クレンジング後につっぱりを感じやすい乾燥肌の方からの高評価が多かったです。また、B.Aのブランドを気に入っている方が多く、クレンジングだけでなく他のスキンケアアイテムも合わせてライン使いをしている人が多く見受けられました。

低評価の口コミ

  • 油分が多すぎて、ぬるつく。

  • メイクが落ちない。

  • 匂いがきつい。

【総評】

しっかりと保湿されて肌がしっとりするという高評価がある一方で「油分が多くてぬるぬるする」や「油膜感が残る」などの低評価もありました。水だとぬるつきが残ることがあるので、ぬるま湯で洗い流すことをおすすめします。また、「メイクの落ちが悪い」や「匂いがきつい」などの低評価も見受けられました。使用感は後ほど詳しくお伝えしますが、確かにアイライナーは落ちづらいと感じたので、別途ポイントメイクリムーバーを使用するのがベターです。高級感のある香りですが、人によっては香りが強いと感じることもあるようです。

B.Aのクレンジングクリームのレビュー

B.Aのクレンジングクリームを実際に使って、メイクを落としてみました。馴染み具合や洗浄力はどうか、画像と動画付きで解説します。

テクスチャー・香り

B.Aのクレンジングクリームは、始めは軽く柔らかいテクスチャーです。肌になじませるとなめらかでライトなオイル状のテクスチャーに変化します。

フルーティーやフローラル系の香りを感じます。「ザ・デパコス」というような香りです。

馴染みやすさ

右上から時計回りに、ウォータープルーフのマスカラ(黒)、お湯でオフできるマスカラ(茶)、ウォータープルーフのリキッドアイライナー(黒)、お湯でオフできるリキッドアイライナー(茶)、リキッドファンデーション、アイシャドウ、リップです。

手の平にのせて数回くるくると回します。この段階で、リキッドファンデーションとアイシャドウ、リップはすぐになじみ始めます。マスカラとアイライナーは、のせてすぐは変化なしです。

1分程度なじませると、テクスチャーがなめらかなオイル状に変化してきました。ウォータープルーフのマスカラは落ち始めましたが、お湯で落とせるタイプのマスカラとアイライナー(ウォータープルーフ・お湯で落とせるタイプ)はほぼなじんでいません。B.Aのクレンジングクリームは乳化不要なので、最後にぬるま湯でやさしく洗い流します。

洗浄力

お湯で落ちるタイプのアイライナーは少し落ちましたが、ウォータープルーフのアイライナーはほぼ落ちませんでした。リップの跡も少し残ってしまいました。その他の、リキッドファンデーションやアイシャドウ、マスカラ(お湯で落ちるタイプ・ウォータープルーフ)はしっかりと落ちます。ポイントメイクは、過度な摩擦や色素沈着、メイクの落とし残しを防ぐためにも、別途ポイントメイクリムーバーを使用すると良いでしょう。おすすめのポイントメイクリムーバーは、後ほどご紹介します。

洗い上がり

洗い流すと、ほどよく油膜感が残りしっとりとした肌になりました。さすが、POLAの最高峰ブランドとだけあり、洗い上がりの肌がふっくらと感じられます。継続利用することで、保湿ケアだけでなくエイジングケアができることが期待できます。

おすすめのポイントメイクリムーバー

上記のレビューでご紹介したように、アイメイクやリップなどのポイントメイクが落ちづらいと感じたため、ここではおすすめのポイントメイクリムーバーをご紹介します。過度な摩擦や色素沈着などを防ぐためにも、いつもお使いのクレンジングとは別に、ポイントメイクリムーバーを併用することをおすすめします。

クレ・ド・ポー・ボーテ|デマキアンYL

クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。

この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。

アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
* 全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
** 全ての方にニキビができないというわけではありません。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*一般的なシアノアクリレート系グルーに対応。

クレ・ド・ポーボーテのポイントメイク落としを実際に使ってみたところ、ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランを彷彿とさせる上品な香りがします。

ラ ロッシュ ポゼ|レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバー

ラロッシュポゼはフランスのスキンケアブランドです。敏感肌のために皮膚科医の協力を得て商品が開発され、現在では世界で約9万人以上の皮膚科医がラロッシュポゼの商品を採用しています。

この商品は、敏感な目元や口元に使えるクレンジング剤です。目元の黒ずみの原因となるアイメイクの汚れを落とします。パラベンフリーで皮膚科学的テスト済み*です。
(*全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません)の商品です。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

ラ ロッシュ ポゼのポイントメイク落としを実際に使用すると、上記でご紹介したクレ・ド・ポー・ボーテのデマキアンYLよりも軽めのテクスチャーです。洗浄力は高く、少ない摩擦でするりと落ちます。拭き取り後はさっぱりとした肌になります。香りはついていません。

同ブランドの他の商品を紹介

B.Aのスキンケアアイテムの中から、おすすめの商品をご紹介します。今回は、クレンジング後の洗顔におすすめの洗顔料を2つピックアップしました。

B.A ウォッシュ

クレンジング後の洗顔には、「B.A ウォッシュ」がおすすめです。

この商品は、高密度で弾力のある上質な泡でうるおいを守りながら汚れをすっきり落とすことができる洗顔クリームです。高い保湿効果があり、バリア機能を高めるコメヌカスフィンゴ糖脂質やマヨナラハエキス、肌のうるおいを保つ効果のあるダイズ油、肌にハリやツヤを与える効果のあるレンゲソウエキスなどが配合されており、やわらかく明るい印象の肌へ導きます。

アレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

B.A ディープクリアライザー

肌の糖化やくすみ、ハリにアプローチしたいという方には、「B.A ディープクリアライザー」で週2〜3回のスペシャルケアがおすすめです。

この商品は、洗顔・マスク・マッサージの一品三役の洗顔料で、角層の「糖化」に着目しています。肌のごわつきの原因となりうる角層をやわらかくほぐして洗い流し、角層にうるおいが浸透する「EGディープクリア」設計となっています。なめらかなテクスチャーのジェルクリームで、糖化やくすみのある角層を洗い落として澄みわたるような透明感とハリ感のある肌へ導き、ローションなどの次に使うアイテムのなじみもよくなります。ジェルから超微細泡へ変化するテクスチャーと、ほんのり感じる温感効果によって、テクニック要らずのマッサージケアをサポート。時間のない朝にもおすすめです。B.A スキンケア共通のシプレフローラル調をベースに、スパークリングシトラスを加えた上質な香りです。

アレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

B.A クレンジングクリームの類似商品

最後に、B.Aのクレンジングクリームに似たクレンジング剤をご紹介します。肌の糖化に着目したクレンジングや、デパコスで人気の高いクレンジングなどをピックアップしました。

アテニア|スキンクリアクレンズオイル

Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドです。1989年の創業から30年以上にわたりエイジングケアを専門に研究を重ねた商品を販売しています。

この商品は、B.Aと同様に肌の「糖化」に着目したオイルタイプのクレンジングです。メイクや皮脂汚れだけではなく、肌をくすませる原因である古い角層の汚れまで洗い流すことができるクレンジングオイルです。大人の肌くすみの原因にアプローチできる成分として、珊瑚草オイルとロックローズオイル、イモーテルオイルが配合されています。珊瑚草オイルには、くすみの原因である糖化による古い角質汚れを分解する作用があり、ロックローズオイルとイモーテルオイルには酸化による古い角質汚れを浮かせて洗い流す作用があります。また、毛穴の汚れや角栓、過剰な皮脂を取り除くアルガンオイルと肌の潤いをキープするバオバブルオイルが配合されているので、汚れをきちんと落としながら肌のうるおいを守ることができます。スピーディメルティング処方で素早くなじみ、しっかりめのベースメイクやウォータープルーフのマスカラも、肌に負担をかけることなくスルンと落とせる肌に優しい設計です。

鉱物フリー、パラベンフリー、アルコールフリーです。また、アレルギーテスト済み*、ノンコメド処方*の商品です。
*全ての方にアレルギー、コメドが起きないというわけではありません。

マツエク対応*、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応です。
*一般的なグルー(シアノアクリレート系)に対応

アテニアのクレンジングオイルを実際に試してみたところ、とろみがある厚めのテクスチャーが特徴的でした。ベルガモットやレモングラスなどの天然精油をブレンドした爽やかな香りには、リラックス効果も感じられます。洗浄力は比較的高く、アイライナー以外はすっきりと落とすことが可能です。

DECORTÉ|AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n

DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。ブランドが考える「誇りある美」をすべての方に届けたいという願いから、「cosmétique(コスメティーク=化粧)」と「décoration(デコラシオン=勲章)」を組み合わせて「コスメデコルテ」と名付けられました。

この商品は、B.AがPOLAの最高峰スキンケアラインであるように、DECORTÉの最高峰ライン「AQ MELIORITY(エーキュー ミリオリティ)」の夜用のクレンジングクリームで、デパコスのクレンジングクリームの中で大変人気が高いアイテムです。メイク汚れはもちろんのこと不要な角質や酸化した皮脂も落とし、しっとりとしたハリのある肌へ導きます。保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されている他、アボガド油やエゾウコギ根エキスなどエイジングケアの効果が期待できる成分が配合されており、肌の印象を変えてしまうほどなめらかで明るい素肌に整えることができます。「ウインタースイート」をアクセントにしたグリーンフローラルウッディの香りです。

パラベンフリーのクレンジング剤です。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

DECORTÉのクレンジングクリームを実際に使ってみたところ、ふわっとした柔らかいテクスチャーが、肌になじませると「モロモロ」とした塊の状態に変化します。引き続きなじませるとオイル状に変化します。「ザ・デパコス」のようなフローラル系の高級感ある香りが特徴です。洗浄力は、B.Aのクレンジングミルクと同じくらいです。

クレ・ド・ポー・ボーテ|クレームデマキアント

クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究と繊細な日本の美意識、フランスのモダンエレガンスを掛け合わせた資生堂の最高級ブランドです。ブランド名は、フランス語で「肌の鍵」という意味します。「未知の美しさへの扉をあける」という思いが込められています。

この商品は、肌のうるおいを守りながら選択的に汚れを取り除くクレ・ド・ポー・ボーテ独自の洗浄設計「インテリジェントクレンジングテクノロジー」を採用したクレンジングクリームです。こくのあるクリームが肌の上でオイル状に変化し、きめや毛穴の奥までしっかりなじみます。ウォータープルーフのメイクなどの落ちにくいメイクも素早く溶かし出してくれるので、肌に摩擦による負担をかけることなく汚れを落とすことができます。トリートメント成分のアルガンオイルなどが配合されており、うるおいに満ちた明るく輝く肌に導いてくれます。天然のローズや希少なランなどを調香した、清々しく華やかな香りです。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み**です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
**全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。

クレ・ド・ポーボーテのクレンジングクリームを実際に購入し試してみましたが、始めはみずみずしいジェルのようなテクスチャーですが、肌になじませると軽いオイル状に変化します。天然ローズやランなどの高級感溢れる香りが特徴的です。洗浄力は、B.Aのクレンジングクリームよりもやや高めです。

参考文献

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル